幼友達
年に一度幼友達と 会うのだが Kちゃんの ブログに
そのようすがとてもうまく 書かれているので そのまま引用
させてもらった(了解すみ)
Kちゃんのブログより
明日が楽しみ
明日から 友人二人と お泊りだ。
夫に言ったら 大笑いされてしまったが 宿泊は 隣の市。
それも 二泊とも ビジネスホテル。
なんで どこか よそへ行かない 隣の市なんて つまらない。
おまけに ビジネスホテルでなんて もっと他にいい所だってあるだろうに。
それが 夫の意見。
ご意見は ごもっとも。
きっと みんな そう想うわね きっと。
でもね いいの いいの 観光が目的じゃあないのよ。
たっぷりある時間を めいっぱい おしゃべりして過ごすんだから。
いいお部屋 美味しい料理 は 私たちには必要ないの。
食事は 気の向くままに外へ出て 食べたいものを食べればいいんだし。
それに 隣の市は ちょうど真ん中だし 私の体を想ってのことでもあるのよ。
ありがたいじゃないの。
友人の一人は 高山から 一人は滋賀から来る。
どちらも 小学校 中学校からの付き合い。
なんでこんなに長い年月 友人関係が壊れないでこられたのか・・・。
多分 三人は 互いに 分 を心得ているから。
人生経験も境遇も違うが 互いに 自分 がしっかりある。
そして 互いに それぞれの欠点も長所も 解かり合えているから。
しゃべって 笑って 日頃の鬱憤を晴らして またしゃべって の繰り返し。
それでも またすぐ会いたくなる。
この前 会ったのはいつだっただろう・・・。
電話やメールで しょっちゅうやりとりしているから 忘れてしまった。
ひょっとしたら 一年振りかも・・・。
七夕みたいで それも楽しい。
明日が 楽しみだ。
あっというまに 過ぎた
体は**歳にもなっているのに 気持ちだけは中学三年生のまま。
そんな三人が 年に一度集まるのだから そのカシマシさは 押して知るべしだ。
顔を合わせたのが一年も前だとは とても思えない三人だ。
体のこと 日頃のこと諸々 起きて来た出来事や家族のこと・・・
そして そんな他愛無い話題の中にも 真剣な悩みが入ってくる。
長く生きれば生きるほど 解かって来ることもあるが 新しく起きてくることもある。
経験値のない事が起こってくると いくら**歳になっていても 戸惑ってしまう。
そんなとき 忌憚のない考えや思いを言ってくれる友人は ありがたい。
心の中を 丸ごとさらけ出して見せても 臆することもなく 真っ向から受けてくれる。
こんな友人を持てること自体 稀だろうと思う。
特に 女性同士では なかなか心の中までさらけ出し合う なんてできない。
それができるのだから いつ会っても ありがた味は変わらない。
人生で何人そんな友人が持てるか それは どれだけ満たされた人生を送っているか
のバロメーターにもなるだろう。
お金持ちでもないし 宝くじが当たったわけでもないが 私にとっては 友人が宝物だ。
その宝物たちとの時間は アッという間に過ぎてしまう。
そして それぞれが またそれぞれの家族の待つ家へ帰って行く。
この次は いつ会えるか・・・。
名残を惜しみながら別れた時の彼女たちの顔は 心の引っ掛かりを全て吐き出し
スッキリとして 中学のあの頃のように晴れやかだった。
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